ゴッドハンドのアルティメットニッパーは発売から結構経ちますが、いまだに品薄で再販されるたびに、かなりの速さで売り切れてしまう人気のニッパーです。
私も以前から愛用していますが、確かにほかのニッパーに替えがたいものがありますね。
ただ、アルティメットニッパーってなにがそんなにいいの?
って買うまでは私も思ってました。
そこで今日はアルティメットニッパーのメリットデメリットをまとめるレビュー記事を書いていきます。
定価や再販情報も書きますので、転売ヤーなどから高値で買わされないよう注意してください。
再販の情報がでました!
詳しくは目次の再販情報をご覧ください。
アルティメットニッパーの基本情報
まずはアルティメットニッパーの製品情報をまとめておきます。

グリップも細身のニッパーで使い心地も軽いです。

私のアルティメットニッパーは長く使っているもので、綺麗な状態の物を見せられず、もうしわけありません…
材質 | 特殊工具鋼(神戸製鋼所製) |
全長 | 約120mm |
重量 | 約60g |
刃部硬度 | HRC58以上 |
その他仕様 | 片刃仕様 刃折れ防止ストッパー 開き過ぎ防止ピン バネ付き ソフトグリップ オリジナルニッパーキャップ付属 |
対応素材 | プラスチック(PS樹脂、PP樹脂、ABS樹脂、PE樹脂)のみ切断可 |
切断能力 | Φ3mm以下の対応素材のみ切断可。 ただし透明・半透明のPS樹脂は硬いため、Φ1mm以下に限定 |
定価 | 5,280円(税込) |
定価は5,280円です。
アルティメットニッパーは本当に人気のニッパーなので、定価の倍近い金額で販売されていることもあります。
まずは、そんなプレミア価格なんかで買わされないように、公式ショップを紹介しておきます。
ゴッドハンド公式 楽天市場店ゴッドハンドの公式には、おおもとのショップと楽天市場店が存在します。
このどちらかで買えば、公式から買うことになるので、間違いなく定価以下で購入できます。
アルティメットニッパーのここがすごい!
なにがすごいって、切り口が非常に綺麗という、これにつきますね。
ゲートの切断跡がほかのニッパーとは比べ物になりません。


画質が荒くて申し訳ないです。
実際は写真で見るよりも綺麗な切り口ですね。
私のアルティメットニッパーは長いこと使っているのですが、それでもこんなに綺麗に切れます。
なぜ切り口が綺麗なのか?
ここから解説していきます。
片刃構造
普通、ニッパーといえば刃がどちらにもついていて、ハサミのような切り方をしますよね。
アルティメットニッパーは、片方にしか刃がついていない片刃構造のニッパーなんです。

ゴッドハンド公式ページの画像をお借りしました。
これでわかるように、アルティメットニッパーは片方が切れる刃、もう片方はまな板の役割をもっています。
これによって、普通のニッパーが「押しつぶすように切る」のに対し、アルティメットニッパーは文字どうり「切る」という切断ができるようになっています。
このため、押しつぶすように切る普通のニッパーだと切断面がどうしてもつぶれたように白化してしまうのに対し
アルティメットニッパーは美しい断面になって白化しにくいという特徴を持っています。
職人による超極薄切刃
単に片刃というだけでは、この切れ味は生まれません。
アルティメットニッパーの切れ味を生んでいるのは、 「燕三条」の職人が、1本1本丁寧に刃付けと刃研ぎを行う切刃です。
この切刃がめちゃくちゃ薄く鋭利に作られているので、スパッと切れるわけですね。
ただ、これは同時にデメリットでもあって
めちゃくちゃ薄いため、強度は高くありません。
よく切れ味の悪いニッパーを使っている人で切りながらこねるような動作をする人がいますよね(私もそうでした)
これをやってしまうと、アルティメットニッパーはすぐ刃がかけてしまいます。
私も癖でアルティメットニッパーをかったばかりのころは、やってしまいそうになってました。
安い買い物ではないので、気を付けましょう。
アルティメットニッパーを使うメリット
それではここから、メリットとデメリットをまとめていきますね。
まず、デメリットは品薄でなかなか買えないということ。
あとは、切れ味をよくするための薄刃がかけやすいというデメリットがあります。
また、一般的に言ってもちょっといいくらいのニッパーからさらに倍くらいの値段というコストが高い面もデメリットになりうるでしょうか。
ただ、定価で5千円ちょっとという価格設定は、このアルティメットニッパーの完成度や機能性からすれば安すぎるくらいです。
メリットは何度もいいますが、切り口の美しさ。
塗装をしない人であれば、ゲート跡の綺麗さは作品の見た目に直接的な影響がありますよね。
また、塗装派であっても作業効率がかなり違ってきます。
価格の安いニッパーで困るケースでは、パーツの切り出しの際、パーツがえぐれてしまうことですよね。
切り口が汚いというだけなら、一生懸命やすり掛けすれば塗装したらわからなくなります。
が、パーツがえぐれてしまった場合、パテや瞬着で埋めてあげないといけなくなります。
こうなってしまうと、結構面倒ですし時間もかかりますよね。
やすり掛けなど時短したい人にとっては、アルティメットニッパーは価格以上の価値が十分にあるでしょう。
アルティメットニッパーの再販情報
現在、アルティメットニッパーはおかしなほど高値になっています。
楽天やAmazonで買えば大丈夫なんて思っている人は危険ですので、注意してください。
Amazonでも、Amazon公式が販売しているものもあればAmazonに出店しているショップが売っているものもあります。
ここでは、ゴッドハンド公式のアルティメットニッパーの再販情報を書いていきます。
また、情報はできるかぎり新しいものにするよう努めますが、古い情報になってしまっている場合
ゴッドハンド公式 楽天市場店こちらの公式ショップをのぞいてみてください。
更新情報【10月12日現在】
公式ショップのアルティメットニッパーは品切れになっています。
次回の再販情報が来ました!!
再販は10月12日の21時からです。
公式オンラインショップはこちら
楽天アカウントを持っている人は
楽天のゴッドハンド公式ショップでも再販予定ですのでお急ぎを⇩
争奪戦になる可能性もあるので、再販開始前までに購入するかどうか決めておきましょう。
リンクはそのまま貼っておきますので、このページをブックマークしていただいて、公式が売切れて買えなかったらすぐ楽天店で買えるようになど、対策しておくことをおすすめします。
特に楽天はゴッドハンド公式ショップ以外のショップが定価の倍近い金額で販売していますので、間違って購入しないようにご注意ください。
上記の楽天へのリンクはゴッドハンド公式楽天店へのリンクですので、安心してご利用ください。
アルティメットニッパーの代替品は?
アルティメットニッパーの再販情報を定期的に更新してきましたが、なかなか再販されません。
されたとしても、すぐに売り切れてしまいます。
このページに検索からいらっしゃる方は、アルティメットニッパーの代わりになるものをお探しの方も多いです。
そこで
- 片刃
- 薄刃
- レビューが良い
というアルティメットニッパーと共通の特徴をもつニッパーを探してまいりました。
高級薄刃ニッパー 片刃 凄!
こちらは童友社というメーカーの片刃ニッパー。
レビューも申し分なく、よく切れるということです。
現在の価格(9月8日)では、送料まで考えると楽天よりもAmazonのほうが1,000円以上安かったので、Amazonのリンクを張っておきます。
レビュー等よくお読みになってみてください。
RAYWOOD ニッパー #005
RAYWOODの片刃ニッパーです。
こちらは極薄刃で、上級者用ということになっています。
アルティメットニッパーもそうなのですが、極薄刃はこねるような切り方をすると刃が欠けてしまいます。
そのため、扱いに慣れた上級者用ということなのでしょう。
ちなみにちょっと刃が厚くなっている初心者用もありますよ。
今回はあくまでアルティメットニッパーの代わりになるニッパーということで紹介しているので、こちらの上級者用を紹介させていただきました。
レビューもよく切れる等の高評価なものが多かったです。